
家族写真.Family
家族写真
『幸せを奏でる一枚の写真』
家族がいる幸せは普段しみじみ味わうことはないけれど、慌ただしく過ぎていく時のなかで、
居て当たり前の家族に感謝をする日を毎年「家族の日」と決めて写真を一枚撮る。実はなかなか難しいことです。
家族が増える程、幸せも増しますが、子供が大きくなるにつれ、みんなが揃う日が少なくなっていきます。
しかし、年に一度家族全員で写真を撮ることで、それぞれが家族を想う日になります。
かつては堅苦しかった家族写真も近頃はとてもカジュアルになってきました。気軽に普段着で普段の家族を
撮って欲しいという御要望が年々増え、毎年家族でテーマを決めて撮影されるご家族も多く、
私共も楽しみにしている撮影のひとつです。又お宮参り、七五三、入学、卒業、入社、還暦、退職等、
家族の人生の節目に記念撮影されるご家族は非常に多くいらっしゃいます。
写真はその後数十年経って見返してもその時の記憶が鮮やかによみがえってきます。写真を見ながら、
あの頃の話しをするのはとても良いものですよね。
家族写真はお子様から、お孫さんへ代々受け継がれていくものと考えています。
次の世代に残してあげられるものは、限られていますが、家族の歴史をアルバムに刻んで残していく。
そこには、確かな愛情で結びついた家族の明るい笑顔が綴られています。
離ればなれにくらしている家族も、いつも一緒にいる家族も、「家族の日」に集い、強い絆の写真を撮りましょう。
目には見えない絆が写真には映ります。
家族みんなの笑顔を大切に一枚の写真に残しましょう。
世界でたった一冊の幸せを奏でるアルバムを作りませんか。あなたの大好きな家族の為に。
1.家族写真を上手に撮られるコツ
『気取らない、かしこまらない、案外ふだん通りでいいものです』
家族写真なんて、そんなかしこまって撮るのも、ちょっと恥ずかしい。
写真を撮る文化がまだあまりない日本において、そう考える方が多いのは仕方がありません。
確かにお子様の誕生を祝うお宮参りや七五三、ご入学等の記念撮影であれば、皆様正装で、
ある程度かしこまったお写真を撮る事も望ましいでしょう。
ですが、その写真を撮る『根本の意味』を考えれば、それが決して『決まったかたち』でなくても
良い事にお気付きいただけるかと思います。
家族の数だけ、それぞれの愛情のかたちがある…だからふだん通り、リビングで語らいながら、
みんなの笑い声が聞こえてくるような、カジュアルなお写真でいいのです。
カメラを意識せず、みんなで顔を見合わせながら、お話している一瞬…、
抱き寄せ合って、愛情を確かめるような、暖かいふれあいの一瞬…、
みんな一緒の幸せな笑顔を、楽しみながら撮影する。
それが素敵な家族写真を残す、かんたんなコツです。
2.家族写真のコスチューム
『TPOを考えて、決まりは何もありません』
『写真に写る』=『まずは素敵な衣装』なんて、誰が決めたのでしょう。
写真とは、その尊い一瞬を切り取ったモノです。
それがまるでいつもとチガウかたちでは、逆に滑稽ですよね…??
もちろん七五三やお誕生日写真、ちょっと特別な日だからこそオシャレをする、それはあります。
でも、『オシャレ』は『自由』、『人それぞれ』=『家族それぞれ』です。
『子供の入学の記念に』なら、入学式にご出席されるそのスタイルで。
『夏祭り、みんなで』なら、揃って浴衣姿も素敵。
『何でもない、今日と言う日を』というのであれば、どうぞふだん通りのお洋服で。
大切なのは季節や行事をわきまえたTPODであればいいだけです。
着る服がない~!なんてもう悩まなくてもいいんですよ!
3.家族写真『なぜ撮るの?』
『愛を伝えるために』
大切な家族。誰しもかけがえのない存在があり、幸せにしたい人がいる。
毎日一緒に暮らす、支え合って生きる人を家族とするならば、きっと忘れてしまいがちな感謝の気持ちも、誰だって持っているはず。
そんな『絆』をかたちに出来るのが、家族写真だと考えます。
子供を想わない親はいません。親を想わない子供だって、いません。
愛し合う二人が出会い、共に生き、絆を深め、また命を授かる…。
その一瞬一瞬に、溢れ、大きくなっていく愛情があるのです。
あるご家族のお子さんが、おっしゃっていました。
『ここに、わたしがいたの?』
ご夫婦で結婚記念日ごとに毎年お写真を残していたご家族、そのお子さんがまだおなかの中にいた時の、マタニティ写真
を見ながら言った言葉です。
愛するわが子の誕生を待ちわびる、ふたりがおなかにそっと手を添えながら微笑むお写真。
『そうよ、ここに写るママのお腹のなかで、○○ちゃんも笑っていたはずよ』
『なんでわかるの?』
『わかるわよ、ママの子だから…』
……、写真館名利に尽きる、暖かい会話でした。
『大好き』『愛してる』たくさんの幸せの想いが詰まっていて、自慢げに話すママの愛は、その写真を通じ、
お子様の目に写るかたちで、きっとかならず伝わったでしょう。
言葉だけじゃ足らない。だから、家族写真を残すのです。