スタジオイフ 写真館/美容室
12月より18:30迄、日曜日は18:00迄の営業になります。
定休日 月曜日 火曜日
TEL0277-47-4225
ボジョレー2023年どうでしたか?
2023年、ロシアによるウクライナ侵攻2年目でヨーロッパを巡る社会情勢は不安定が続き物不足と物価高に翻弄され、さらに世界的な気候変動はもはや温暖化ではなく沸騰中の域に達し、日本だけでなく全世界的に前例のない異常気象、ヨーロッパも大雨や猛暑となり、ワイン生産者さんたちにとっては対応するのが大変な年だったろう。
2023年は南仏や北イタリアでは集中豪雨や長雨による洪水の被害が出たようだが、ボジョレーでは例年よりも降水量が少なかったことが分かります。(ネット調べ)
とはいえ2015年のような旱魃ということではなく、夏場も積乱雲が雹の被害を起こすほど発達することもなく、ぶどうの実は水分量が若干少なめのしっかと凝縮したものとなったと思われますが、その分収穫量は減少したようだ。
たっぷりの日照と乾燥はぶどうにとっては嬉しいもの。病気の心配がない健康で糖分がしっかりした果実味あるぶどうが収穫できたようです。
また、夏の気温が2022年程は高くなかったようで、酸のキレも併せ持ったきれいなフルーティーさが期待できるようでした。
本当に美味しいボジョレーとはこんなワインだという、コクも味も香りも高くバランスのいいお手本となる優良なヴィンテージを予感できるようです。
平年よりも日照量が多く、ぶどうは糖分をしっかりと作り、乾燥したため水分は若干お少な目の果汁になっているでしょうが、気温が突出することがなかったので、ボジョレーらしい酸味も期待できます。また病害はなく健康に実ったので、微生物汚染はないでしょうから、雑味に繋がりリスクが極めて低く、またアルコール度数もそれほど高くならないのでイチゴ系の香りが損なわれることなく、華やかで魅力的なワインに仕上がるのは間違いありません。平年より1~2週間早い収穫になりそうで、
醸造期間が長く取れますから、11月の解禁日までにはある程度熟成してくるでしょう。気候変動で、ここ数年翻弄されて来た感がありましたが、今年は久々に王道のボジョレーらしいヌーヴォー、その中でも極めて優良なヴィンテージだろうと予想します。
(上記ネット調べ)
感想
毎年若いなぁ〜と感じるボジョレーですが、気候のせいかビンテージ感を感じるぐらいの味でした。毎年ライトな感じを楽しむのですが今回はコクまで感じ、ある意味普段のボジョレーとは一味違う感じかなぁ〜出来は稀にみる出来栄えってとこでしょうか。
写真は露ローストビーフスタジオイフ美食倶楽部より